スマートリモコンの限界!我が家のスマートホーム事情について!というお話

我が家にスマートリモコンであるNature Remo miniを2019年12月に導入してから早4年が経過しました。スマートリモコンの便利さにあれこれ夢を抱いては打ち砕かれることを繰り返してきた結果、スマートリモコンはオートメンションを中心に運用し、実生活では個別のリモコン・スイッチ操作を使用するということに落ち着いてきました。そんな我が家のスマートリモコンの運用方法についてのお話です。

スマートリモコン導入のキッカケ

冬場の仕事からの帰宅時にリビングの寒さを改善したいと思った事が私がスマートリモコンを導入したキッカケでした。我が家のリビングにはPanasonicのWiFi接続が可能な上位機種を設置していてアプリ上から前もって遠隔運転させておくことは可能だったのですが、バスの中でウトウトしていたり、うっかりド忘れをしてしまう事がしばしばでした。
家電紹介系の雑誌でNature Remoの存在を知り、スマートフォンのGPS情報から自動でリモコン操作を送信可能である事を機にスマートホーム化への道に足を踏み入れたのでした。

“自宅の1km圏内に入るとエアコンを暖房運転する”というオートメーションが実行された時には非常に感動しました。以後、リモコン操作が可能な照明に変えたり、扇風機を買い替えたり、とにかくスマートリモコンを使いこなしたい欲を爆発させていきました。

スマートリモコンの限界

スマートリモコンを知ってしまうと、こうするともっと便利になるかも!などと思いを巡らせてしまいがちですが、実際にはアプリ経由で赤外線信号を送っているだけに過ぎず、本当の意味でのスマートホームの実現は無理であるという現実を突きつけられる事になります。

例えばスマートリモコン経由でエアコンを暖房運転するとアプリ上に「暖房・20℃・運転中」がアイコン表示されるわけですが、ここで物理リモコンで停止操作を行うと実際のエアコンは停止しているにも関わらず、アプリ上では運転中であると表示されたままになるわけです。現実と相反した状況を解決する為に、手元にあるリモコンを使わずに、わざわざNature Remoのアプリを開いて、そのアプリ上から停止するという思考に至ります。
例えば夜帰宅した時にリビングに入った際に、扉のすぐ横にある照明のスイッチを押さずにスマートフォンを取り出して照明を操作する、あるいは「Hey!Siri!リビングの照明を着けて!」と問いかけるわけです。

といった具合にスマートホームに固執すると、逆に不便になっていく状態に陥ってしまいます。

その他のスマートリモコンの弊害

最近のエアコンにはほぼ付いている機能である「内部クリーン機能(冷房後に送風運転をして内部の乾燥させる機能)」はスマートリモコン経由で運転を停止させると機能しません。物理リモコンの停止操作にはエアコンを停止させるという信号に合わせて内部乾燥機能を作動させるという信号が含まれていますが、Nature Remoのプリセットの運転/停止の信号には単に運転のON/OFFの信号のみが送信されてしまう事に起因します。

リモコン操作が可能な照明全般に言える事ですが、照明を壁のスイッチで切るとスマートリモコン経由では操作する事が出来なくなります。

テレビや扇風機が典型的な例ですが、電源ボタンがONとOFFに分かれておらず、一つのボタンでON/OFFの切り替えを行う家電の場合、実際のON/OFFの状態は遠隔地からでは把握できません。

オートメーションを主体にスマートホーム化を目指す

私が最終的に行き着いたスマートリモコンの運用は、無理に物理リモコンを廃止せず、スマートリモコンは主にオートメーション用に特化させるという事でした。

リビング

オートメーション①:6:30にリビングの暖房を入れる

冬場の起床の30分前から暖房運転を開始するオートメーションです。6:15~7:30の時間帯にリビングが16℃を下回っていた場合にのみ暖房運転を開始し、温かい日には暖房は入りません。
リビングのエアコンは上位機種が設置されているので、本体側でスケジュール設定をする事ができますが、時間指定で運転を開始するだけで、温度はトリガーに組込めない為、まさにスマートリモコンでしか実現できないオートメーションです。
秋や春の時期の寒かったり暖かかったりが交互にくる場面でも、温度がトリガーに入っている事で無駄に電気代を浪費せずに済みます。

オートメーション②:家から離れたらエアコンを切る

オートメーション①と併せて使います。iPhoneの位置情報を使用して自宅を中心に200m圏外に出るとエアコンを停止させます。基本的に外出時には物理リモコンで停止させますが、アプリ上は運転状態の表示になっているので、現実とアプリ上の表示を同期させる為に停止操作をオートメーションに組込んでいます。
Nature Remoのホームロケーション機能によって、最後の一人が自宅から離れた場合にのみ作動し、家族の誰かが休日の場合にはエアコンは停止されません。

オートメーション③:家に近づいたらエアコンを入れる

自宅の周囲1km圏内に入るとエアコンを運転させるという、私がスマートリモコンを導入するきっかけになったオートメーションです。冬場の帰宅時に温かいリビング入ると幸せな気持ちになります。
自宅の1km圏内に高速道路の入り口があり、仕事でも使用する可能性があるため、16:00~18:00という時間帯もトリガーに組込んでいます。

オートメーション④:3:00に完全消灯する

就寝時には物理リモコンで停止させるため、アプリ上は運転状態のままの表示になってしまいます。現実とアプリ上の表示を同期させる為に停止操作をオートメーションに組込んでいます。
このオートメーションは新生児の子供がいる場合には相性が悪く、深夜に子供にミルクを与えている際にエアコンが停止してしまう可能性があります。
もし、新生児がいるご家庭でNature Remoの導入を検討している場合は、在室の有無でトリガーを組む事ができる人感センサー・照度センサー入りのNature Remo 3がおススメです。

寝室

オートメーション⑤:就寝時、寝室が寒くなったら暖房を入れる

就寝時には暖房を入れない派の私ですが、子供が布団を蹴ってしまう事から仕方なく作ったオートメーションです。
子供が就寝する20:30~翌6:15の間、寝室の温度が15℃を下回った場合に暖房運転を開始します。
冬場で加湿器を併用する場合は、エアコンのルーバーをスイングさせ、部屋全体に空気の流れを作って、温湿度の偏りが無いように設定するのがオススメです。

オートメーション⑥:就寝時、設定温度に達したらエアコンを切る

オートメーション⑤と併せて使用します。室温が19℃を上回った際に、エアコンを停止させるオートメーションです。
エアコンの暖房設定を一番低く、かつ、風量を1にしていても時間経過と共に想定よりも高温になってしまい、布団を掛けている親の方が寝苦しくなってしまう事を防ぎます。
我が家の環境ではオートメーション⑤→⑥を2回程度繰り返しながら朝を迎えます。
就寝時のオートメーションの組み合わせで、寒くて子供が起きてしまったという事は防げています。

オートメーション⑦:6:30に寝室のエアコンの内部クリーン機能を作動させる

夏場の冷房時のオートメーションです。前述した通り、スマートリモコン経由でエアコンを停止させた場合、内部クリーン機能が作動しません。
これに対応する為に、内部クリーン機能を作動させる信号だけを送信するオートメーションを組んでいます。

このオートメーションを組むには、内部クリーン機能を作動させる信号を別の家電としてNature Remoへ記録する必要があります。物理リモコンで冷房運転させた後、内部クリーン機能をオンにした状態で停止ボタンを押すと内部クリーン機能を作動させる事ができます(メーカーによって違うかもしれません)。この信号を寝室のエアコンとは別の家電として登録し、オートメーションに組込みます。

オートメーション⑧:8:30に寝室のエアコンを切る(内部クリーン終了)

オートメーション⑦で実際にはエアコンは停止していますが、寝室のエアコンとは別の家電として登録しているオートメーション⑦ではアプリ上の表示が切り替わりません。アプリと現実の状態を同期させるためにオートメーションを組んでいます。
なお、寝室に設置しているエアコン(三菱重工製)は内部クリーン機能が2時間作動する為に、オートメーション⑦との時間差を2時間に設定しています。

書斎

オートメーション⑨:デスクトップPCにwakeを送信・Altserver App Refresh

私のWindowsPCはNature Remo経由でスリープ解除が出来るようになっています。
AltServerというiPhone上に野良アプリをインストールする機能があり、そこからインストールしたアプリを継続的に使用するには1週間ごとに同じネットワーク内のPCから更新する必要があり、この更新作業を自動化させるオートメーションをiOS上のショートカット.appを使用して実現させています。
この辺りのお話は別で記事にしようと思っていますので、興味のある方はお待ちいただければと思います。

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