Huaweiの初代Eyewearを2022年の年末に購入して手放せないアイテムになってしまって、早1年が経過しました。そんな中、第二世代となるHuawei Eyewear2が2023年の年末に発売されたので追加購入してきました。Eyewear2の完成度の高さに加えて、初代との二台持ちが最高に便利なので、是非みんなに知ってほしいというお話です。
初代Eyewareをこう使っていました
初代Eyewareの私の使い方としては出社してデスクワーク中に音漏れで気付かれないように30~40%程度の音量でPodcastを聴きながら、昼休憩までBGM替わりに流し続けます。昼12時には30%程度のバッテリー残量になっていますが、昼休憩中は普通の眼鏡に掛けかえてEyewareを充電しつつ、AirPodsProで動画なり音楽なりを視聴します。その為に付属品の充電コンバータに加えて、職場用にもう1セット充電コンバータを用意して、コードを持ち歩かなくて良くなるような運用をしていました。午後からも同様に、PodcastやSpotifyをBGM替わりに流しつつ、デスクワークに勤しみます。帰宅後、バッテリーはほぼ0になっているので充電を開始して、子供の寝かしつけの際に再び着用してテレビ録画の消化やYouTubeの動画を楽しみます。子どもが寝た後は、翌日の夕食の準備をしながら引き続き、テレビ録画の消化やYouTubeを視聴します。稀に子供が起きてしまう事がありますが、耳を塞がないので泣き声に気付く事ができます。就寝時には普通の眼鏡に掛けかえてEyewareをフル充電させていました。
第二世代でこう変わりました
第二世代になり、就業中はバッテリーを気にする事がなくなりました。昼休憩中に充電する必要がなくなり、予備の眼鏡は持ち歩かなくなりました。帰宅後に第二世代の充電を開始して、初代へ付け替えます。起床後に第二世代へ付け替え、初代は充電させておきます。バッテリー容量が増えた事によるメリットの他に、初代Eyewareを引き続き使い続けることで、Eyewareを着けていない時間が無くなり、自宅内での運用が楽になりました。
今回も充電コンバーターが別売で追加購入が可能になっているので早めに予備を確保しておきたかった事と(初代は既に欠品状態で、おそらく追加生産されない)、充電を忘れていた場合やバッテリーがヘタってきて最大充電容量が少なくなってしまった場合に備えて一応職場用に置いています。高速充電に対応し、10分の充電で最大3時間の音楽再生が可能になった事で、仮にバッテリーが無くなったとしても対応できそうです。
Eyeware2のここが変わった
バッテリー容量が増えた
バッテリー容量がカタログ値においては30%程度大きくなり、音楽連続再生時間が6時間から11時間とおおよそ倍になりました。
バッテリー容量 | 充電時間 | 音楽連続再生時間 | 連続通話時間 | |
Eyeware 1 | 85mAh | 85分 | 6時間 | 4.5時間 |
Eyeware 2 | 110mAh | 50分 | 11時間 | 9時間 |
私が実際に40~50%の音量で聴き続けて10時間程度が第二世代の続再生時間です。朝から晩まで聞き続ける事ができるレベルになったと言えます。
デザインが万人向けになった
初代Eyewareのデザインはレンズが大きく、デカ眼鏡感が強かったのですが、第二世代ではレンズの縦寸が若干小さくなり、デカ眼鏡感が薄れました。OWNDAYSモデルはテンプル部分がHUAWEI製、レンズ・フロントフレーム部分はOWNDAYS製となり、より日本人に合わせた設計になっているよう感じます。フレーム側面のアールが内側に縊れた事によってシャープなデザインになりました。
オーディオグラスでは一般的な縦に長いテンプル部も縦寸が小さくなり、普通のセルフレームの眼鏡のデザインに近づき、パッと見でオーディオグラスである事が気付かれにくくなりました。数値で見ると3mmですが、現物は目に見えて細くなっているのが分かります。
初代ではレンズが付け替えできるよう(※但し、付け替え用のレンズは別売されていないので意味は無い。)にフレームとは別のパーツになっていましたが、第二世代では普通の眼鏡と同様にテンプルとレンズが一体型になりました。子どもが眼鏡を触ろうと手を出してきたときに、固定部が外れてレンズが取れそうになることがあって不便だったのですが、一体型になり改善されています。ただし、剛性感でいうと初代の方スチール製の骨がある分ガッチリしていますが、第二世代は華奢な印象を受けます。
ヒンジ部はサイズ違いで2種類が用意されていて、耳に接する部分の長短を好みに合わせて変更ができるようになりました。ヒンジの形状が「999.9(フォーナインズ)」のような逆R形状に代わっていますが、999.9ほどの着け心地の良さはありません。
初代の鼻当て部分はシリコン素材の専用品が使用されていて一般的に手に入るものではなく劣化しても取替が出来ませんでしたが、第二世代ではOWNDAYS製となった事で汎用的なプラ素材の鼻当て(OWNDAYSロゴマーク有)が使用されています。
音漏れが若干改善された
初代では静まりかえった状況では音声が30%を超えると音漏れが気になり始めますが、50%程度までは上げても気にならなくなりました。
ジェスチャー操作が改善された
テンプル部分のタップ・スワイプによる操作性が改善されて、軽いタッチでも認識するようになりました。初代では特にスワイプによる音量操作が非常にもっさりとしていましたが、第二世代で機敏に反応するようになりました。タップ操作時のレスポンスが音でフィードバックされるようになりました。
充電コンバーターが外れにくくなり、本体にインジケーターが内臓された
充電方法は初代に引き続き専用のコンバーターをテンプルの先端に装着してMagSafeの様に磁力によって吸着して行います。初代は接続部の磁力が弱く少し動かしただけで簡単に外れてしまい、充電できていなかったという事が頻出していましたが、第二世代では充電コンバーターの磁力が増しており、テンプル端部にガチャン!と強力に吸着するようになっており、より確実に充電をすることが出来るようになりました。
充電時のインジケーターがテンプルに内臓された事で、充電状況の把握がしやすくなっていることに加えて、充電の開始時に「キーン♫」とAirPodsPro2の充電を開始するような音が鳴るようになっていて、充電状態の把握もしやすくなりました。
高速充電にも対応し、10分の充電で最大3時間音楽再生が可能になりました。
また、充電コンバーターが白色になり、Apple純正のケーブルと親和性の高い配色になりました。
まとめ
日中の使用でバッテリーを気にしなくても良くなったのはかなりポイントの高い改善点です。約30%程度のバッテリー容量の増加に対して、連続再生時間は2倍弱に伸びている事から若干音質を犠牲にしている可能性はありますが、少なくとも私の視聴環境では違いが分かりません。不満の多かった充電廻りも依然として専用コンバーターが必要な点は難有りですが、より確実性を増しています。USB-Cを直接テンプルに接続して充電できるようになれば言う事は無いのですが、バッテリー持続時間が長くなった事でデメリットを感じにくなりました。
装着感は初代でも悪くない印象でしたが、テンプルやヒンジの形状が変更になり、フロントフレームがOWNDAYS製となった事により眼鏡としての出来も非常に良くなっています。