前編ではMapleSighへの登録から、Esginの署名・インストールを行いましたが、ここからは実際にESginを使用して野良アプリをインストールするワークフローを説明していきます。
利用規約に同意する
初めてESignを開くと、利用規約に同意を求められますので、翻訳を駆使しながらしっかりと読み込んで「agree(同意)」をタップします。
証明書ファイルのインポート
ESginを開いて、下のメニューバーからファイルリストを開きます。
画面右上の「…」をタップしてサブメニューを表示させた後、「import」をタップするとファイル.appが開くので、MapleSginで入手した証明書ファイルの保存場所へ移動し、まずは「.mobileprovison」ファイルを指定してインポートします。
さらに同じ手順で「.p12」ファイルも併せてインポートします。
2つの証明書ファイルのインポートが完了したら、まずは「.p12」ファイルをタップし、サブメニューから「Import Certificate Management」を選択します。パスワードの入力を求められますので、前編で解説したフォルダに書かれていたパスワードを入力します。
パスワードの入力が完了したら「OK」ボタンをタップします。
Imported successfullyと表示されれば成功です。
続いて「.mobileprovision」ファイルをタップし、サブメニューから「Import」を選択します。Imported successfullyと表示されれば成功です。
ここまでの手順で、ESginを使用した署名が行えるようになり、野良アプリのインストール・使用が可能になりました。
野良アプリのダウンロード
下のメニューバーからAppStoreへ移動すると、ESginに予め登録されているソース先のアプリケーションが表示されています。今回の例では野良YouTubeアプリであるuYouPlusをインストールしようと思いますが、現在のアプリリストには存在しません。そこで、画面左上の「App Source」から別のソース先を登録します。
「App Source」リストに移動したのち、右上の「+」をタップすると、選択肢が表示されるので「Manually add」を選択します。
ソース先URLの入力を求められます。
https://qnblackcat.github.io/AltStore/apps.json
今回の例では上記のソース先URLを入力しています。
下のメニューバーから再度AppStoreを選択すると、追加したソース先のアプリが表示されています。その中からuYouPlus(uYou+)のDownloadボタンをタップすると、IPAファイルのダウンロードが開始されます。
下のメニューバーからDownloadへ移動後、ダウンロード済みのIPAファイルをタップすると、サブメニューが現れるので、「Import App Library」を選択します。
「Import App Library」を選択後、「Imported successfully」と表示されれば、ダウンロード済みのIPAファイルがライブラリーへ追加されました。
下メニューから「Apps」へ移動すると、「Unsigned」の欄に先ほどダウンロードしたアプリが表示されています。
「YouTube」をタップするとサブメニューが表示されるので、「Signature」を選択します。
設定画面が表示されますが、特に編集せずに「Signature」をタップします。なお。ホーム画面に表示されるアイコンの名前を変更したい場合は「App Name」をインストール前に変更する必要があります。
署名の処理が走り、完了すると、青の「Install」と赤の「Exit」のボタンが表示されますが、しばらく待っているとグレーアウトしてポップアップ表示された選択肢で「インストール」をタップすると、バックグラウンドでアプリのインストールが開始されます。
グレーアウトが解除された後、赤の「Exit」ボタンをタップしてインストール画面を解除します。
ホーム画面へ戻ると、YouTubeアプリがインストール中のになっています。
インストールが完了すれば、これで野良YouTUbeアプリ・uYou+が使用可能になりました。
まとめ
ESginによる署名・インストールはMapleSignerを使用するよりも遥に簡単に行うことが出来ます。MappleSginのDiscord内のHow ToチャンネルにはAppのソース先がいくつか紹介されていますで、今回の手順で紹介した方法で追加しておけば、様々な野良アプリに出会うことができます。
しかし、野良アプリの安全性に関しては完全に自己責任において導入する必要があるとこは理解しておく必要があります。
